『クジラ島の少女』のロケ地ファンガラの村を訪ねる

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『クジラ島の少女』のロケ地ファンガラの村を訪ねる

ニュージーランド映画の代表作に『クジラ島の少女』という作品があります。ニュージーランドの先住民マオリ族の系譜の伝統を題材にした作品で、私の好きなニュージーランド映画の一つでもあります。

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この映画の原作者ウィティ・イヒマエラの出身地であるファンガラ(Whangara)は、イーストランドにある小さな町で、この映画の撮影地として利用されました。

そんな理由で、ファンガラは行ってみたい場所の一つになっていて、実は今回のイーストランド周遊で一番の目的は、ファンガラ訪問だったのです。

そんなファンガラの町を映画のシーンを思い出しながら散策してきました。

ファンガラ

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作品中、族長コロがマオリ文化を教えるための学校として登場した場所。この場所は、マラエ(Marae)と呼ばれるマオリ族の神聖な場所(集会所)で、ファレヌイ(Wharenui)と呼ばれるマラエの中心となる建物があります。

ファレヌイの横の窓は、主人公パイケアが授業の様子を盗み見していた場所。非常に印象に残っているシーンですが、改めて見たら数秒しかないシーンでした。

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マラエの壁や柱には独特の装飾(彫刻)が施されています。

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彫刻されているのは、マオリ族が信仰するティキ(Tiki)と呼ばれる神様です。

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装飾された窓枠。どの顔も舌を出しているのが特徴的です。

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内部の様子。

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作品中、マオリ族の人達を見守るように登場するファレヌイの屋根飾り。この屋根飾りはテコテコ(Tekoteko)と呼ばれ、ファレヌイによって異なるテコテコが飾られていているので注目してみると面白いです。

ここのファレヌイのテコテコはクジラにのった人(パイケア?)でした。

「勇者パイケアがクジラにまたがり、遠くハワイキからこの地にやってきた~その勇者の子孫が我々マオリ族である。」

という、この村の伝説にちなんだものかもしれません。

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マラエの隣にある広場には、カヌー(Waka)がありました。カヌーにも数々の彫刻が施されています。

作品中、終盤に登場した5-60人が乗っていた非常に大きなカヌーです。最後尾のニョキっと突き出たところは折れて無くなっていました。雨ざらしのためか所々痛んでたのが気になるところです。

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カヌーの周辺にはクジラと思われる物体が数体横たわっていました。

まさか、これが作品中のクジラなの!?と改めて映画を見直してみたら劇中に登場したクジラとそっくり。もっとクジラっぽく見えたのになぁ。

ファンガラの風景

マラエの背後にある丘に登ってみました。この丘から見えるこの景色がほぼ全域という小規模なファンガラの町。

この丘の中腹には木造のベンチに設置してあるのですが、ずっと座って景色をながめていたくなるほどの居心地です。

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35号線から続くこの道は、パイケアとコロが自転車で走っていった道。パイケアとコロが二人乗り走ってくるシーンは、作中で最も好きなシーンの一つです。

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カヌーとクジラが置かれているマラエの隣にある広場。その隣にあるのは墓地、さらにその先はファンガラ島です。

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ファンガラ島の先にも美しい白浜の海岸線が続いています。

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丘の南西側には牧場が広がっています。白い点は羊です。

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美しい弧を描いているファンガラの海岸。作品中、沢山のクジラが打ち上げられた海岸です。

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海岸に下りてみました。

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冬のこの時期にも関わらず、キラキラと輝く美しい白浜の海岸です。

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まとめ

ファンガラの町はどこを見ても作品中で見た印象深い風景ばかりで、より一層、この作品の世界を感じることができる場所でした。一時間ほどの滞在時間でしたが、終始興奮しながら歩いてしまいました。

そんなファンガラの町ですが、町には作品にちなんだ案内などは一切なく、マオリ族の人々が普通に生活を送っているという静かな田舎町です。訪問する際には、現地の人の生活を尊重した行動を心がけて下さい。

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