日本のスマホをニュージーランドで使うときの注意点

投稿日:2019年5月12日 更新日:

日本のスマホをニュージーランドで使うときの注意点

ニュージーランドでスマホを使いたい場合、最も手軽なのが日本で使っているスマホをSIMロック解除して使用する方法です。

ただ、日本で使っているスマホの中にはニュージーランドのSIMをセットしても満足に使うことができないスマホも存在します。日本のスマホをニュージーランドで使うには、そのスマホがニュージーランドで使われている通信バンドに対応しているかどうかが重要です。

せっかくSIMロック解除したのにニュージーランドで満足に使えなかった!とならないように、日本のスマホをニュージーランドで使うときの注意点をまとめみたので宜しければ参考にしてみてください。

ニュージーランドの通信バンド

日本のスマホがニュージーランドで満足に使えるかどうかは、そのスマホがニュージーランドで使われている通信バンドに対応しているかどうかによります。

ニュージーランドで使われている通信規格は3Gと4Gが中心ですが、ここ数年で3Gから4Gへの移行が進んでいます。都市部や主要な観光地では、4Gがかなり普及しているので基本的に4Gバンドに対応していれば困りませんが、念のため3Gに対応しておくことも必要です。

ニュージーランドの4Gバンド

ニュージーランドのキャリアで使われている4Gバンドと日本のキャリアの対応状況を表にまとめてみました。表の◎印は重要なバンド、〇は対応していると恩恵があるバンドです。

キャリア 1800MHz
バンド3
2600MHz
バンド7
900MHz
バンド8
700MHz
バンド28
Spark -
Vodafone -
2Degrees -
NTTドコモ - -
au - - -
ソフトバンク -

ニュージーランドの4Gは、バンド28が中心です。700MHzの周波数帯は、山や建物などの障害物があっても電波が届きやすいという特性を持ち、ニュージーランドでは普及率が高いので対応していると電波を拾える可能性が高くなります。バンド28は広い地域、バンド3は主に都市部など人口密集地、バンド7は一部の地域で使われています。

一方、日本のキャリアでバンド28は普及しつつありますが、まだ主流ではありません。ドコモはバンド3、ソフトバンクはバンド8が主として使われています。auは主として使われているバンドと共通するものがありません。

4Gバンドは、バンド3と28に対応しているが望ましく、バンド7に対応していると役に立つときがあるといった状況です。

尚、2degreesで使われている4Gバンドは判明していますが、普及状況がいまいち把握できません。Spark、Vodafoneに比べると遅れているという印象があり、特別なことがないかぎりこの2社から選ぶのが無難だと思います。

ニュージーランドの3Gバンド

キャリア 2100MHz
バンドI
850MHz
バンドV
900MHz
バンドVIII
Spark -
Vodafone -
2Degrees -
NTTドコモ - -
au - - -
ソフトバンク -

都市部や主要な観光地なら4Gが使えれば電波が拾えないということは少ないですが、3Gしか使えない地域もあるので対応していると安心できます。

3Gバンドは、世界的に使われているバンドIに対応していれば問題ないと思います。バンドVIIIに対応しているソフトバンクは、Vodafoneと相性がいいです。

キャリア別の注意点

NTTドコモ

ドコモの端末は、基本的に4Gのバンド3、3GのバンドIに対応しています。また、ドコモのサービスでは使われていませんが、4Gのバンド7、3Gのバンド5に対応している機種が多くあり、それらの機種ならニュージーランドで問題なく使えると思います。

バンド28は、機種により対応状況は様々です。必ずしも対応している必要はありませんが、対応していた方が使えるエリアがかなり増えるので使えた方が望ましいです。

ドコモの端末はSparkと相性がいいのでSpark、またはSpark系のSkinny Mobileがお薦めです。

尚、各機種の対応バンドは、商品ページのスペック、SIMロック解除対応機種は次のリンクで確認できます。

SIMロック解除対応機種

au

auの端末は、4Gバンドの対応が少なく、また3Gは通信方式が異なるので基本的にニュージーランドで使うには不向きです。

それでも、多くの機種で3GのバンドI、一部の機種で4Gのバンド3に対応しているので、ニュージーランドで使えそうな機種を見付けることもできます。SonyやSamsungの全機種、それ以外のメーカーは一部の機種です。ただ、auの端末はバンドが対応していても使えない場合があるので使う場合には注意してください。

使えるならSparkとVodafoneのどちらでも大丈夫だと思います。

SIMロック解除が可能なau携帯電話などの実装周波数帯一覧

ソフトバンク

ソフトバンクの端末は、基本的に4Gのバンド3と8、3GのバンドIとVIIIに対応しているので3キャリアの中では一番ニュージーランドで使うのに向いています。

バンド28は、機種により対応状況は様々です。必ずしも対応している必要はありませんが、対応していた方が使えるエリアがかなり増えるので使えた方が望ましいです。

ソフトバンクの端末は、Vodafoneとの相性がいいのでVodafoneがお薦めです。

SIMロック解除が可能な機種の周波数帯一覧

端末別の注意点

Phone端末

iPhoneは、iPhone SE以降の機種であれば、SIMロック解除が可能なので解除すればニュージーランドで使えます。

  • iPhone Xs A2098/Xs Max A2102
  • iPhone XR A2106
  • iPhone X A1902
  • iPhone 8 A1906/8 Plus A1898
  • iPhone 7 A1779/7 Plus A1785
  • iPhone 6s A1688/6s Plus A1687
  • iPhone SE A1723

iPhoneは、ドコモ/au/ソフトバンで使われている型番は共通(同一機種)です。それぞれの型番で対応バンドを確認してみたところ3GのバンドVには対応していませんが、それ以外は対応しておりニュージーランドでの使用に問題なさそうです。

iPhoneならVodafoneを使うのが良さそうですが、Sparkでも無難に使えると思います。

Android端末

iPhone端末に比べるとAndroid端末は様々です。簡単にまとめると次の通りです。

  • SIMロック解除が可能な機種
  • 3GのバンドIに対応していたほうがいい
  • 4Gのバンド3と28に対応してるといい
  • ドコモならSpark、ソフトバンクならVodafone
  • auはできれば避ける

3GのバンドIは、世界各国で使われているバンドなので対応している機種が多いですが、対応していない機種もあるので確認が必要です。4Gはバンド3と28に対応していると安心です。

ドコモとソフトバンクは4Gのバンド3に対応していますが、バンド28は機種により異なります。ドコモの場合、「Xperia XZ3 SO-01L」「HUAWEI P20 Pro HW-01K」などハイエンドモデルは対応していますが、「Galaxy Feel2 SC-02L」「LG style L-03K」などエントリーモデルは対応していない傾向にあります。ソフトバンクも同様です。

auの場合、上でも説明した通りメーカーによって対応状況が異なります。auの端末でも使えると思いますが、基本的にお薦めはしません。

まとめ

ざっとまとめてみましたが、ドコモとソフトバンクの端末ならだいたい問題なく、auの端末は使ってみないとわからないといった感じです。4Gのバンド28に対応した機種なら使えるエリアがぐっと広がります。

使える機種を持っている方は、SIMロック解除して試してみて下さい。

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